3学期から始まった小学校での活動、今年度は第6週目が最後の授業となりました。これまでの取り組みのまとめは追って記事にしていく予定です。今回は第5、6週目について紹介します。
これまでの学校での授業レポート
第5週目授業(2限分)
今週参加したのは、小学生1人、先生1人、教育プロジェクトメンバー2人。残りが少なくなってきたので、子どもたちに残り時間数を伝えて、終わりまでに達成していきたいことを考えた週となりました。
授業の計画
- 今日を含めてあと3時間、どこまでする?という話。勝手クラブ(放課後、または土日開催)で続けることもできるよと伝える。
- できれば1限目で協力してもらう人リスト、作ることでどう変わるかできた影響・ハードルを考える
- 頼むためには何が必要?(お互いがwinwin関係が必要だよね)
- 紙に書いて協力者にプレゼンしに行く?
- 場所についても頼みに行きながら、誰に許可を取ればいいか聞いてみる
- 2時間目に頼みにいっちゃう?
実際
- あと3時間しかないという話
- 場所を考える
- 材料を集める
- 協力者を頼む
- 料金を取りたい子と、取りたくない子で分かれた
場所を決める
- 家の竹林のところに作る?
- 竹林を見にいく→無理
- 家修繕作業中だった地域の方に相談に乗ってもらう
- 生えている木を支柱にするのは無理そう
材料を集める
- 他の丸太も見にいく
- 他の丸太の長さなどを測る
協力者を頼む(用務員さんに相談に乗ってもらう)
- 木を組むにはどうしたらいいか
- ロープで結ぶ
- 設計図(方眼紙で)を作る
第6週目授業(1限分)
授業の計画
- 設計図を作る
- 3年生は模型づくり。4年生は書けたら方眼紙に設計図書く
実際
- 図面を書く
- 鉛筆と紐で模型を作ってみよう
- 役割分担ではなく二人で模型作り
- 紐と鉛筆
- はさみ縛り
- 電子黒板を使って絵を書いて行く
- 前から見た図と横から見た図を分担(前から見た図–3年生担当、横から見た図–4年生担当)
- 模型から絵にする時に、実物を見ないで書くと離れてしまう
- 設計図を作るための縮尺の計算
- 木を結ぶ角度をどうするかが課題
→今あるブランコの角度を見てみるのは?
- 木を結ぶ角度をどうするかが課題
- 今日は進みが早かった
- 木(材料)も見て、やりたいこともわかっているので早いのではないか
- 誘導していない分、自分たちがやっていることがわかっていて、理解度が深いので、回を進めるごとに子供たちの進行が早くなって行く
- 案が出てくるスピードも早くなってくる
- 教育プロジェクトとして、子供たちに決めさせていることが子供たちの主体性を育てている
- 主体性があるので顕著に成長が見れる
電子黒板を使う。前と横から見た図 スケールの計算
今後の活動時間
校長先生と相談したところ、今後の教育プロジェクトの活動は、朝の時間を一部活用して続けることになりました。次回は教育プロジェクトのメンバーが朝学習の時間に学校にお邪魔して、方眼紙に設計図を書いていきます。(コロナウイルスの学校休校措置により今後については検討中です。)